創業天保元年、信州小諸のちいさなちいさな味噌屋です。

こうじや商店について

ずっと昔、我が家の先祖は寛政3年(1791)に小諸市与良町の北国街道沿いに移り住みました。
天保元年(1830)、初代 小山彦右衛門が「麹屋」の屋号で商いを始めます。
それから明治、大正と麹、味噌、醤油、糸引き納豆に串柿問屋業なども営んでいたようですが、第二次世界大戦時、企業整備により麹製造のみになりました。 終戦後からは味噌・麹に加えて日用品や雑貨の小売をしていました。 そして平成16年(2006)それまでの屋敷と店舗を、市の都市計画道路建設によって現在の御影新田に移転しました。

当店は企業ではありません。
半農半商、半農半”匠”を旨として現在に至る、家族経営の小さな個人商店です。
当家の初代が関西の酒蔵に出稼ぎに出ていなければ、また水害により農地の復旧に呼び返されなければ、当店の今の「姿勢」はありません。現在でも日々「農産加工」を旨に励んでいます。
「こだわりの品」はありません。「当たり前の手間を当たり前にかける。」唯、ソレだけです。
当店の品々は 我が家産、または市内・県内・国内産の原料で手造りしたものです。売切れ御免。
家族の労働と原料に限りがある為、何卒、ご容赦願います。

現在の従業員は8代目当主のとうちゃん、かあちゃん、ばあちゃんの3名、そして猫が1匹です。

昭和40年頃

明治25年頃

古道具

大きな算盤と『カク丸』の焼き印。
私達がロジと呼んでいる糀を寝かせる木の箱には、この焼き印で印を付けました。

長野県百年企業<信州の老舗>
小諸市老舗企業の証
小諸市地産地消推進協力店 第1号

以下の書籍にてご紹介いただきました。ありがとうございます。
食べるのが大好き/鳩山エミリ 著
日本全国 ご飯のとも ~お米マイスター推薦の100品~ /リトル・モア社

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